2007年12月15日

『医龍2』CARTE.10

『医龍 Team Medical Dragon2』
KARTE10
「総力戦!! 運命の心臓移植」」



すいません。
前回のエントリー、CARTE09を08と書いちまってました。
昨晩は、移植手術に臨む雄太くんの運命より、朝田センセイのセリフの多さに、心臓が痛くなったバカめいです。

(-_-)/


今回は、最終回のいわゆる前編。
全体的には、相変わらずのラスト5分を除き、物語そのものは比較的緩やかな動き。
代わりに、
キャラクターのより深い描き込み、
収束に向けての枝葉の剪定が主になっていた。

しかし、
今となっては、

「俺には時間がない」

というのは、
脚本家・林氏の、まさに切羽詰まった呟きのように思えてならないが、
果たして、
あれだけ各地にバラまいた伏線を、次回の正味一時間で全部回収できるのだろうか‥‥。



はっはっはーーー。

(笑ろとけ笑ろとけ)

(-_-)y-~~



ひとまず、
TMDが、最後にたどり着くべきところが、

《9歳少年の心臓肝臓同時移植》

であることが提示された。
同時に、
達成までのポイントも明らかに。

・伊集院(@小池徹平)が運ぶ心臓はタイムリミットまでに届けられるか?
(個人的には、最後の事故は蛇足かな、とも)

・間に合ったと仮定して、大人の心臓を子供に移植するリスクをどう回避するのか?

・他臓器に疾患がある場合、心臓移植を行うことは本来禁じられており、抵触した場合は医師免許が剥奪される件。

そしてもちろん

・野口(@岸部一徳)の妨害(笑)。

その他、
片岡(@内田有紀)だって、あのままでは役として救われないし、
そう、
移植機会を失ってしまった、あの孤独な山野会長(@中村まこと)だって、願わくば救ってあげてほしい。
失っていい命なんて一つもない、ってのが、この作品の作品たるところなんだから。

(;_:)


ゲストにハズレがない医龍らしく、
今回の、
自分が家族の重荷になっているんじゃないかと胸を痛め、常に母親の顔色を伺っている雄太くん(@田中碧海/ファブリーズCMで寺島進&坂井真紀夫婦の子供に扮してるアノ利発そうなお子さんですな)にも、
女手一つで兄弟を育てるお母さん(@長野里美/第三舞台看板女優。現在はジョイくんのお母さん(笑))
にも、
胸を抉られる思いがした。
同時に、
朝田センセイ(@坂口憲二)渾身の長台詞により語られる、今は亡き少年の父との思い出も相俟って、
どれほど大きく、強く、愛溢れる人だったのか。
姿はなくとも、この家族にとって、今でも確かに存在している父親を感じさせてくれたのは出色だと感じた。

母から息子へ。
生体肝移植に向かう二人の抱擁。
そこに挟まれる小高(@大塚寧々)の表情がいい。

あざとさと紙一重かもしれないが、五代さんに貰ったのであろう飴を口に放り込む外山(@高橋一生)がいい。
彼らがここに立つまでの経緯を見守って来た視聴者にとってはたまらない演出だ。

ようやく
「にゃにゃ〜つ」
まで数えさせてもらえた荒瀬に、高揚感は頂点へ。

藤吉センセイ(@佐々木蔵之介)の担当が、
“解説”
じゃなく
“内科医”
で心底良かった(笑)。

(;^_^A


それにしても、
外山の出番は回を重ねるごとに増えたなぁ。
前シリーズで言うところの荒瀬みたいなものか。
視聴者の反響が役を育てるという感じ。
実際、最近は進行の転調部分が外山に割り振られていることも多く、それがまた見事にハマってた。

この回では、
“揺れ”
を見せるのが上手い一生くんと、
“芯”
を感じさせる蔵之介。
医師免許を失ったとしても、それで人が救えるのならば‥‥と、朝田が心肝同時移植を決意する場面での、この二人の使い方、編集は抜群だった。
演じる二人の上手さもあるが、作り手が本当に良く
“わかって”
いるなと感じる。

一方で、ややワリを食っちゃった感がある伊集院。
第1シリーズは彼の目を通して物語が描かれていただけに、最後には、彼の曇りない笑顔が見られることを願ってやまない。
だってさ、
一番気を遣い(笑)、一番悩み、それでも誰よりやっぱり真っ白で、すっくと足踏ん張って頑張ってるのは伊集院であり、俳優・小池徹平だと思うからね。

(*^_^*)



2回目の鑑賞を終えて、よーくよーく考えてみた。



今回のシリーズ、実はすんっごい薄っぺらな話なんだわな<爆>
初回から見て、ストーリー自体は2,3歩しか動いちゃいなかったりするのだ。

“最初はスペシャルだけの予定だった”

そんな噂もあながち嘘とは思えないくらい、かなりなやっつけ仕事だったんじゃないか?
と感じたりすることもあるし、
実際、
外山とME野村(@中村靖日)は2話のみ出演予定で発表されていたはずだ。

それをここまで肉付けし、エンターティメントに徹した作品に作り上げて来たスタッフワークに、私は心底感服します。

確かにやり過ぎの感もないわけではないけれど(笑)、
苦し紛れの部分もあったかもしれないけれど(笑)、
今期、これほどスタッフの愛が見える作品はちょっと見当たらない。

今回の視聴率は15.4%。
これで平均視聴率で7月期の
『花君』
を抜くのが難しくなったらしいが、
(それはびみょーだなぁ(笑))

とことん美学を貫いた、
医龍らしいラストを迎えて欲しいな‥‥。
posted by めい at 01:51| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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