岡林は佐久間に撃たれて死亡。
捜査本部は、岡林がコレクションしていた銃器の中にイカズチがあったこと、鶴(本仮屋ユイカ)の証言どおり右足を引きずっていたこと、さらには着衣などから、彼をバイオリニストのもなみ(前田亜季)殺害犯と断定。捜査本部は解散する。
一方、黒木は、杏子(池脇千鶴)を死に追いやった忌まわしい過去を思い出し、再び精神が不安定な状態に。
そのうえ、佐久間の母親・絹江(有馬稲子)が、3年前、自分が佐久間に下した命令のせいで不自由な身体になってしまったことを知り、黒木の心はますます闇に閉ざされてしまう。
ある日、ふと見ると幼いころの杏子がほほ笑みながら立っていた。
その姿に誘われるようにピストルを自らのこめかみに向ける黒木。
しかし、
ピストルに弾は装填されておらず、それを杏子からの
「貴方はまだこちらに来てはいけない」
とのメッセージだと受け止めた黒木は、再度、独自の捜査を始めようとする‥‥。
オリンピックと重なる二週間を、先々週は黒木と佐久間の
“3年前”
を描く
『エピソード0(ゼロ)』
をオンエア。
先週は特番で休止。
その間、関東地区では既放送回の再放送と、非常に上手い編成で乗り切った感がありますね。
それが功を奏したか、視聴率はV字回復。
内容も非常に詰まっていただけに、視聴者側からすると
「ここまで見続けて来て良かった」
満足度はかなり高いドラマなのではないかな。
どこかで繋がるのだろうと予想していたとはいえ、ニコラス(正名僕蔵)の盗品や、日比野(高橋一生)と飯塚(加藤虎ノ介)のその後を描く中で、事件に関わる重大なピースが一つ二つとはまって行く様子には、フィクションならではの爽快さをおぼえる一方で、
この上なくベタな展開なのに、寺田(綿引勝彦)が登場し5人だけの捜査本部が結成されるくだりからエンディングへの流れは胸にグッと迫り来るものがありましたしね。
さてと。
真犯人らしき人物もすでに見え隠れ。
(もちろんそれすらミスリードかもしれないけれど)
あとは、新たに登場する飯塚の姉・早苗(遠野凪子)という糸口から何を引き出し、真実をたぐり寄せて行くのか‥‥ということですね。
脚本の古沢さんはまず間違いなく、全てのピースをはめ込んで美しい完成型を見せてくれるであろう人だけに、その様式美が
“嘘臭さ”
に代わってしまわないか。
2時間の映画でならカタルシスになる特長が、その約4倍の時間をかけることでかえって説得力を失う可能性は往々にしてあると思うんですよね。
ここまで来ると、犯人が誰かということ以上に、人間関係およびその心理描写をいかに描き切るか、こそが重要なのかもしれませんね。
そうそう。
小桜インコって、本当は人間の言葉を覚えたりしないんですよね〜。
ドラマを見て
「飼いたいっ♪」
と思われた方、くれぐれもお間違いなく‥‥ですよ。
(しかも、嘴がかなりキツイです)
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