TSミュージカルファンデーション
『タン・ビエットの唄』
【演出・振付】謝 珠栄
【脚本】大谷 美智浩
【音楽】玉麻 尚一
【美術】大田 創
【照明】小川 幾雄
【音響】山中 洋一
【衣装】友好 まり子
【アクション】渥美 博
【舞台監督】山矢 源
【出演】安寿 ミラ/土居 裕子
畠中 洋/吉野 圭吾/宮川 浩/駒田 一/戸井 勝海
川本 昭彦/福永 吉洋/平野 亙/島田 邦人
藤森 真貴/長尾 純子/中野 祥子/久積 絵夢
(2008年度上演作品)
1990年代後半のベトナム。
ベトナム戦争中小さな村で大虐殺が起こり、その村で生き残った2人の姉妹がいた。
虐殺の証言をする為にヨーロッパへ渡り、そのまま英国人の養女となった妹のフェイ(安寿ミラ)。
物語は、ベトナムに残った姉・ティエン(土居裕子)の消息を訪ね、20年ぶりに祖国へ戻るところから始まる。
姉の辿った末路と、当時、時にはともに笑い、助け合って生きた人達のその後。
フェイは、逃れたはずの戦争の惨禍に向かいあうこととなる‥‥。
単純に戦争の悲惨さを
“死”
で表現するのではなく、翻弄され、もがき苦しみながらもなお
“生きる”
“再生する”
人間の姿を丹念に描くことで、かえって、腹にドンと堪える作品となっていました。
いい、作品だと思います。
あくまで個人的意見ですが、楽曲には差があれど、登場人物に血肉が感じられるぶん、今夏にも再演される某大作ミュージカルより深く抉っているなとも。
だからこそ、
見るのは、うん、一度で勘弁していただきたいかも<爆>
戦争下において姉妹と関わった5人の男性のその後を、同じパターンで描くだけでなく、たとえば対比させたり同時進行させたりしたら、もっとメリハリがつき、時間短縮もできたんじゃなかろうか?
とか、
そこに至るまでが過ぎるほど丹念だっただけに、反対に結末が少し唐突過ぎるかな、
とか、
演出上のひと工夫を必要とする余地はあると思います。
中でも、
日本人・中国人・韓国人を登場させてのコメディー要素は、あれならいらないと私は感じます。
野田秀樹氏が
『ロープ』
で客席に刃を突き付けたように、
「日本人よ。
これはアメリカの問題なのか?
お前も同じ罪を背負ってるんじゃないのか?」
と言いたいのかなとは想像する。
が、あそこまでの時間を割くなら、誰の胸にも正解といえるメッセージを届けられる描写にすべきだし、そうでないなら、もっと効果的に匂わせさえすればいい。あとは、見る側に委ねた方が、かえってメッセージ性は強まるようにも思うんですよね。
それでも、
フェイと、
ティエンが、
男達が、
命がけで守ろうとした
“希望”
が抱き合い、
そのバックに、再び息吹いた一面の緑が広がった瞬間、肌が粟立ち胸が詰まった。
人は弱い。
けれども、強い。
ティエンを演じた土居さんの澄み切った声が、どんなに踏みにじられても決して消えない光のようで、哀しく、美しく、今もなお耳の奥で響き続けています。
音楽座時代から、素晴らしい女優さんでしたが、なんだか久々に
“これぞ土居裕子”
な作品を拝見した気がするなぁ。
中規模劇場で今作品を上演するためにはこれ以上ない
“歌を語れる”
“役を生きられる”
男優陣もさすが。
大掛かりなセットこそないものの、場面を繋ぐ、謝センセイらしい(関節がハズレそうな(^^;)ダンス。
中でも、アメリカを象徴する黒の男とベトナムを表す白い女性は素晴らしかった。
名前だけで多数の観客を引っ張って来られるキャスティングではありません。
そのせいもあってか、上演時には、なかなか集客に苦労していた様子がうかがえました。
かく言う私も、テーマの重さに敬遠してしまった一人なのですが、
だからこそ、声を大にして訴えたい。
生の舞台が無理ならば映像でもいい。
一人でも多くの方に見て欲しい、見て、何かを感じるべき作品です。
特に、学生さん達に見てもらいたいなぁ‥‥。
なお、
来月のシアテレでは、
小西遼生くん主演の
『ラムネ』
と、
制作者の意図を全く無視して、ワタクシめ勝手にコメディー認定してしまった、松平健さん主演
『DRACULA』
を放送予定とのこと。
つい、こないだ見たような気がするんだけど〜〜〜。
(;^_^A
2008年07月05日
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これは一回でいいっす。
再演で演者がほぼ同じ?というのが…ね。
深まりますよね。
「ひめゆり」もそうですが、
あの土居さんの透明な声は反則です…
さて、私信ですが、
「ラムネ」観たいなぁ…
(-_-)/
テーマは重たいかもしれませんが、こうして読むと僕も是非若い人達に観ていただきたいと思いました。
戦争というのは全力で回避すべきものであること。しかし同時に、話し合い等で解決出来ない場合、国家に許された外交手段の一つであるというのが世界標準であるという事も。
再演も引き続き、なのは、土居さん・畠中さん・宮川さんかな?
一度でいいけど、TSでは最高作かな、とも思うね。
で?
『ラムネ』?
今月がヨシくんで、来月は小西くん?
ああ、わかっていたさ。
わかっていたとも‥‥。
(-_-)y-~~
そうですね〜。
戦争を真っ正面から
“過去の反省”
という意味で捕らえたものであれば、ミュージカルでも
『ひめゆり』
などあるんですが、この作品は、戦争を起こすのも人間、そこから立上がり再生させて行くのも人間だと
“希望”
で締めている点で、重いけれど暗いだけの気持ちにはなりませんし、10代の方にも受け入れやすいのではないかと思いますね。
舞台作品としてもかなり高水準ですから、そういう意味でも学生さんに見てほしい一作です。
舞台で
日本人が出てくる戦争をテーマにしたものは、
この作品だけではなく、かなり多くなりました。
学生さんたちも演劇教室などでも観劇する機会も
あるようです。
映画と違って、舞台はナマで目の前で、
同じ空間のなかで、行われている“ドラマ”です。
学生さんに限らず、いろんな人に観てもらいたい、、、
そんな舞台のひとつではあります。
ナマの経験談を語ってくれる人の孫世代は、
おそらく私たちがぎりぎりかもしれませんね。
まぁ、大衆に受けるもの、となると、劇団四季の
昭和3部作・・・
「李香蘭」「異国の丘」「南十字星」
あたりでしょうか・・・
機会があれば、これらもぜひ・・・
めいさんマツケン様の録画したら見せてねChu!(^3^)-☆
そう。
あの大谷さんです。
ここ最近、TSでは脚本を手掛けてらっしゃることが少なくないんですよ。
でさ、
みんな忘れてる(っつーか知らない)と思うけど、ウチ、今月末でシアテレの契約切れますねん。
(-_-)y-~~
(いや、また契約すりゃいーんだけどさ(笑))
最初の関前での事件をプロローグ的に数ページで済ませて、いきなり南僚二朱銀の話がメインだった事にやや戸惑いながら読みました。原作と異なる部分も多く(おこんと奈緒の顔が似てて、磐音がドキッとするシーンとか)ツッコミ所も多かったですね。ただキャラ的に竹村武左衛門と笹塚孫一はイメージにマッチしてて良かったです。磐音については……ドラマのようにもっとニコニコしたキャラにして欲しかった気がします。
まあ、まだまだ改良の余地ありという事で、来月号も立ち読みしま〜すo(^-^)o
磐音さま漫画ご覧になったんですね〜♪
ご報告ありがとうございます↓↓
(*^_^*)
私は、今日出かける予定があったので、立ち読みしようかと思ったものの、突然の豪雨で断念。
後日に持ち越しとなりました。
巷で表されている
“ゴルゴ風味の磐田さま”
会いたいよーな、会いたくないよーな。
(;^_^A
そんな噂が流れてるんですか(゜▽゜)
あ、小説の磐音26巻は11日に発売です。もち買いですo(^-^)oタイトルは『紅花の邨(むら)』に決定です。そろそろ家基暗殺に向けて動き出していってしまうのでしょうか…
すべて発見できませんでした。
あっても、発見できないように
なってたのかもしれませんが・・・・
代わりに、原作を何冊か買ってきました。
それは許可されたようなので・・・・
(-_-)/
月刊誌なので、半年後くらいに単行本化されると思います。僕は最初に行ったコンビニでアクション・ゼロを発見できましたよ。あんまりまだ出回ってないのか、すぐに売り切れて無かったのか……
後者だと嬉しいんですけどねf^_^;
原作は7巻あたりで頓挫。
しかも次に手を出してる
『坂の上の雲』(@司馬遼太郎/来年〜3年にわたりNHKでドラマ化予定)
も2巻で暗礁に乗り上げてたり…。
読み始めたらかなり早い方なんですけど、そこまでがなかなか(苦笑)。
ただ、磐音に関しては、去年は放送前に該当本を読んでまして、
「ひょっとして、読まないで見た方が良かったのかもなー」
と感じたことが何度かあったんですね。
それもあって、今回はドラマのみを楽しもうかなと。
もしかすると、放送後に後追いで原作を読んで行くかもしれませんので、また、放送が始まり、山本さんのお時間があれば、原作と比較しての感想などお聞かせくださいね。
(*^_^*)
笹塚さまの経過報告ありがとう(笑)。
コミックはだめで小説は許可されるのか。
やはり、絵をバカにされたことを根に持っているんじゃ‥‥。
(-_-#)
『ドラマで放送された話は、原作ではこうだった』という報告でよければ、もちろんさせていただきますよo(^-^)o
めいさんが7巻までしか読まれてないという事なのでネタバレになるような話は控えるようにしますね。今までで、いくらか書いてしまったかもしれませんね。申し訳ないです(T_T)
いえいえ。
友人の中には、笹塚さまの容体を逐一報告してくれる友人もいますので(笑)ウェルカムですよ♪
ただ、自分で読んでしまうと、五感をフル稼働させて、自分にとって理想の陽炎の辻を作ってしまうじゃないですか。
特に私の場合、
“趣味=妄想”
なんで、前回は少し邪魔になった部分があったんですよね。
ということなんで、お気になさらずバンバン書いてやってください(笑)。
笹塚様……B作さんの容態ですかね?
僕も気にはなってるんですが、仕事復帰されてるんでしょうか?
いえ。
B作さんじゃなくあくまで笹塚さまなんですよ(笑)。
何巻かで、笹塚さまが深手を負う場面が出て来るそうで、
「今晩が山らしい」
だの
「峠を越えた」
だのその容体を逐一知らせてくれた友人がおりまして。
(;^_^A
でも、B作さんのご様子も気になりますよね。
B作さん以外の顔が思い浮かべられないくらいハマってらしたので、一ファンとしてはぜひ拝見したいと願う一方で、なにぶんお体のことですし、この厳しい時期だけに、ご無理はして欲しくないなとも思いますね。
B作さんについては無理をしない程度であれば出ていただきたいですけどね。
笹塚様抜きでドラマが出来るとも思えませんし、代役というのもちょっと…
B作さん=笹塚孫一じゃないと納得出来ないんですよねぇ(-.-;)
ありがとうございます(笑)
m(_ _)m
でも、これに関しては、絵の好みもありますが、たぶんよほどでないと読まないと思います。
原作を読んで、十分脳内でビジュアル化されていますので、マンガは不要かと・・・・
どこかの待合室などで見かけたら、手に取ってみますかね〜(苦笑)
すでに、自分にとって
理想の「陽炎の辻」を展開させている相方です☆
(ご多分に漏れず、“妄想”が得意です)
ネタバレというよりも、
めいちゃんの五感をくすぐることが出来れば、
私の役目も、まずまずかな、と思い、
日々、精進している毎日です。
(-_-)/
さて、
その後の、笹塚様ですが、
あれほど(どれほど?)の刀傷なのに、
10日ほどで、白飯を食らっておりましたわよ。
また、何かありましたら、
メールいたします。
m(_ _)m
(やはりここではちょっと・・・・)
(苦笑)
実在する方につきましては、
そうですね、、、
ドラマの撮影も始まっていることなので、
そのうち、公式にいろいろとわかるんじゃないかと、
思うので、、、
(^-^;;;
妄想って想像力や感受性が豊かじゃないと出来ないと思うんですよね〜(゜▽゜)ある意味、少年・少女の心を持ち続けているというか……
お二人がピーター・パンのように思えてきましたo(^-^)o
そうそう。
そして、いつまでも子供のつもりでいたら、周りはみんな立派な大人になってますねん‥‥って、ゴラァっ!!
(よくわからんノリツッコミ)
(-_-#)
たぶん我々の想像力は、不足だらけの作品や俳優の演技を見ては、五感をフル稼働させその穴を埋め続けた散財の結果得た
“悟りの境地”
のような気がします。
自家発電です。
エコロジーです。
ほほほほ♪