【原作】伊坂幸太郎
【監督】中村義洋
【出演】濱田岳/瑛太/関めぐみ/田村圭生/関暁夫/松田龍平 ほか
今、もっとも勢いのある作家・伊坂幸太郎氏の同名小説を映像化した作品。
《東京から仙台の大学に入学した椎名(濱田岳)。
初めての一人暮らしに戸惑う中、アパートの隣の隣部屋に住むカワサキ(瑛太)と知り合う。
恋人を亡くした傷心のブータン人のために、書店から広辞苑を強奪しよう、という破天荒な話を持ち掛けるカワサキ。
そして彼はこう言うのだ。
「ペットショップの女店長に気をつけろ」
と‥‥。》
私にとっては数少ない既読の伊坂作品。
うわぁ、
あのトリックをそう描いて来ましたか!
原作が持つ独特の質感を残しつつ、映像でしか表現できないプラスαで心を揺さぶってくるあたり、素直に脱帽。
さすが、伊坂氏が原作を超えた、と絶賛されただけのことはあります。
物語全編を通して流れる
“神様の声”
ボブ・ディランの
『風に吹かれて』
が、
乾いているのに切なくて、
切ないのに優しい、
この映画に見事に添う。
連続して起こる予想外の事件にあたふたしながらも、本当に大切なことは決して見逃さない。
朴訥とした少年ぽさを残した濱田くんがいい。
それ以上に、
瑛太くんは、ほんっといい役者さんだなぁ。
先日まで放送されていた
『ラスト・フレンズ』。
その中で、トラウマを抱えた青年役を演じるにあたって、彼自身が
「ミリ単位の芝居をしたい」
と表現していたのだけれど、おそらくは、その
“ミリ”
という単位を演技において感じられることが、すでに才能だと思うんですよね。
誰々に似てる、という表現が決して褒め言葉にならないことは承知のうえで、あえて言うならば、堺雅人さんと似た系統かな。
ニュートラルでフラット。
その曖昧さに底知れない可能性を見出だすタイプ。
時間がなくて、一度見ただけで返却してしまいましたが、ぜひもう一度、
「この時、本当はああなってたんだよな」
と検証しながら味わってみたい映画です。
好きな歌です。
つい、涙が出ます。
めいちゃんは、
アヒル口が好きなんだよね?
(:_;)/
いえ。
“アヒル口の男”
が好物ですの。
もっと言えば、
“カモになってくれるアヒル口の男”
なら、なお良し、です。
(;_:)/
アタシより、
高望みなんじゃないかと思うが・・・・
(-_-)b
“アヒル口の男”
って、たいてい自分を可愛いと思ってるからさ〜。
でも、見てみたくない?
アタシの企んだキラッキラな目とアヒル口の対決。
コブラとマングースみたいじゃん。
(ああ、自分で言っておくとも)
(-_-)y-~~
伊坂作品だったことと、監督が同じ大学出身だったという理由で。
映像化の想像がつかなかったのですが、原作の良さを生かしつつ、映像ならではの表現方法に感心。
中村義洋監督、「チームバチスタの栄光」に続き今度は「ジャージの二人」
先々楽しみな監督さんです。
めいさんの記事を読んで、「はよ、見なくては!」って思ってしまいました。
本も読みたいんです。
どちらを先にした方がお勧めですか?
瑛太、すごく好きです。
繊細さが。飄々としてるのに、あったかそうな雰囲気がたまらなく好きです。
いつもちゃんとその演じてる人に見えちゃう魅力にまいってます^^
おーっ、さすがFumikoさんっ!
な大学ですね♪
中村監督、
『アヒルと鴨〜』
から
『ジャージの〜』
ならわかるんですが、間に
『チーム・バチスタ』
が挟まっているのが凄いなと思います。
『天然コケッコー』
の山下監督なんかも同年代でしたっけ?
内田監督含め、邦画バブルが弾けた後だからこそ、力のある人が出て来てくれるのが嬉しいです。期待◎。
瑛太くん、良いですよね〜。
変に色がないのが強みですよね。
派手ではないけど、繊細で奥行きがある感じが凄く素敵。インタビューなどの彼もとても知的で、きゅん☆じゃなく、素直に尊敬してしまいます(笑)。
原作と映画ですか。
う〜ん、どちらもお持ちなら、小説を先に読まれる方がオススメかなぁ。
原作でストーリーの流転を押さえてから見ると、より瑛太くんの凄さに感服することうけあいですっ!
('◇')ゞ
『ジャージの二人』
が楽しみなのか、
『ジャージの二人』
の堺さんが楽しみなのか。
さあ、吐けっ、吐くんだ、相方よ。
(-_-)y-~~
ゆる〜い予告でしたな(笑)。
でも、なぜだかちょっと、見てて切なくなるゆるさでした。
鮎川誠が三十路の息子がいる役かぁ〜(笑)。
(いや、そこが切ないわけではない)
ヽ('ー'#)/
そうですか。
わかりました。
(▼_▼)φ(メモメモ)